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米国陸軍撮影空中写真による地形図について

① 米軍撮影の空中写真
 昭和21(1946)年から昭和23(1948)年までの間、アメリカ軍が日本の全域について撮影した、空中写真のことです。空中写真とは、飛行中の航空機などから航空カメラにより地表面を撮影した写真のことを言います。戦争による被害を受けた直後の日本、開発が行われる以前の日本の姿を知ることができる貴重な写真です。佐賀県立図書館では、空中写真そのものは所蔵していません。

② 作成目的
 一部の地形図に、「本図は経済再建の為貸与された米軍陸軍空中写真並びに地理調査所の三角点を測量の基準として佐賀県庁の責任の下に中部測量株式会社に於いて調整したものである。」と書かれていますが、戦後復興の基礎資料に必要な地形図作成や、地形・土地利用の判読解析などに利用するために作成されたと思われます。

③ 作成時期
 昭和27(1952)年から昭和30(1955)年の4年間でほとんどが作成されていますが、東松浦半島の一部は昭和37(1962)年作成です。また、測図は鳥栖から佐賀にかけての県東部からはじまり、武雄、鹿島、伊万里の県西南部、さらに唐津に及んでいます。

④ 作成範囲
 佐賀県を262に区画して作成されていますが、県立図書館で所蔵する160枚は、脊振山地と多良山地を除く、主に平野や台地を対象にしています。このため、農地の開発・整備が進む前の状況や、道路、水路の状況を詳細に知ることができます。残りの102区画の地形図が作成されたかどうかは不明です。